こんにちは。
英国ヴィンテージ 真鍮製の照明をご紹介します。
推定1940年頃。
この時代のイギリスでは、
優れたプロダクトが多く生み出されています。

「インダストリアルデザイン」という言葉は
アメリカで使われ始めました。
大量生産の時代を迎え、ユーザビリティを追求するようになり
製品の機能性はより高まります。

この照明も、機能性を追求した結果生み出された
シンプルながらも完成された美しいフォルムが魅力です。
ずしりと重厚感があり、大きめのサイズなので、
フロアランプとしてお使い頂くと良いかもしれません。

時代を経たメタルの風合いも味わい深く、
古き良き時代を今に伝えるランプです。
ご興味のある方は是非、
HPをご覧になってみて下さいね。
スタッフ:ゆさ
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- 2013/09/30(月) 19:27:14|
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こんにちは。
この頃はやっと秋らしく、
過ごしやすい時期になってきましたね。
今回は、ブロンズオブジェが2作品入荷しましたので
ご紹介したいと思います。
重岡建治 「聖家族」

人との繋がりや絆、温もりをテーマとし
大地から湧き上がるエネルギーの象徴としてそれらを表現する
彫刻家、重岡建治。
以前にも同氏の作品「大地より生ずる」をご紹介しましたが、
こちらも伸びやかでとても気持ちの良い作品です。

人類愛に満ちた普遍的かつ崇高な作品は高く評価され
世界各地に彼の製作したモニュメントが存在します。
桂ゆき 「カッパ」 1960年代

コラージュ作品や細密描写の油彩画など
時代と共に自由自在に表現の変化を遂げた
桂ゆき(1913-1991)。
戦前から戦後にかけての日本の前衛芸術において
稀有な存在感を放つ女性芸術家です。

昭和30年代には南米やアフリカの奥地を訪ね歩き
先住民族の文化に触れる経験をしました。
このユーモラスな作品には
原始美術やシュルレアリスムの影響が
色濃く反映されています。

欧米のモダニズムだけでなく
日本の土着的な、湿度のようなものも感じます。
これから深まる秋、
常に新しい展開を求め、様々な既存の境界を自由に行き来する
芸術家たちの作品世界に触れてみるのもよいですね。
ご興味のある方は是非、
HPをご覧になってみて下さいね。
スタッフ:ゆさ
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- 2013/09/25(水) 14:58:43|
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こんにちは。
フリースタイルアンティークスでは
只今アンティークの買取強化中です!
長く大切にされてきたものを
人から人へと受け継ぐお手伝いをさせていただいています。
今回は、先日お買取させていただいた
お品物をちょっとだけご紹介しますね。

イギリス製の素敵な照明です。

ゆらゆらと優しくゆらめく灯りに
淡いお花が浮かんでとても綺麗です。

シャビーな雰囲気が味わい深いデスクライトや
ころんと丸い外灯用シェードなどなど。
これらもまた、次の方へと引き継がれ
新しい物語が始まります。
愛着のあるお手元のお品に迷われることがありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さいね。
その想いとともに、
次に大切にして下さる方へお届けします。
スタッフ:ゆさ
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- 2013/09/24(火) 15:23:12|
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こんにちは。
1900年頃
ヴィエナブロンズの燭台をご紹介します。
ヴィエナブロンズ(Vienna Bronze)は
1850年代頃 ウィーン発祥の多色塗りブロンズ細工です。
動物や物語性のあるモチーフが多く、
特にアンティークのものは世界中にコレクターが存在します。

手のひらに乗るような小さなオブジェが多い中、
こちらの燭台のような実用品は珍しいです。
愛らしい小鳥達が枝の上で羽根を休ませています。
極めて精巧な造形と、
釉薬を焼成させる一般的なエナメルではなく
火を使用しないコールドエナメル技法による色付けが特徴です。


くちばしの形などから、この小鳥達は
おそらくフィンチの類ではないかと思うのですが、
今にもさえずりが聞こえてきそうです。
絡まるように伸びた枝振りも美しく
単なるお土産品の域を超えたリアリティです。

暗い色調の着色は初期の頃の特徴なのですが、
エナメル剥離や金属変色などの
年月がもたらした趣とも相まって
まるで深い森の奥に迷い込んでしまったような雰囲気です。
片方の燭台は
残念ながら小鳥が一羽欠けているのですが、
何処かに飛んでいってしまったのかもしれないと
思ってしまう、妖しい魅力です。
ご興味のある方は是非、
HPをご覧になってみて下さいね。
スタッフ:ゆさ
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- 2013/09/10(火) 16:54:52|
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こんにちは。
1900年代初頭 ドイツアンティーク
壁掛オルゴールのご紹介です。
まだ9月も始まったばかりで
随分と気の早い話ですが、
ドイツで11月末から始まるクリスマスの待降節の頃に
飾っていたのではないでしょうか。


ガラスケースの中には
陶器製の幼少年時代のイエス・キリストと養父ヨセフ、
聖母マリアが柔らかな表情で佇んでいます。
この構図は聖画の代表的なものです。
足元にはドイツ語で
「Jesus,Maria&Josef」
(イエズス、マリア&ヨーゼフ)
「Erleuchtet,rettet,helfet uns」
(われらを照らし 守り 助け給え)
の文字が入っています。
周囲に施された
プットー(子供の天使)、魚、王冠、百合の紋章など
キリスト教に纏わる装飾もとても綺麗です。
古びたペイント剥がれも、素敵な風合いですね。

側面にあるゼンマイを巻くと、
「Grosser Gott wir loben Dich」
(主なる神よ われら汝を讃えまつる)
「Stille Nacht heilige Nacht」
(きよしこの夜)
2曲の聖歌が流れるのですが、
この穏やかで心地よい音色をお届け出来ないのが残念です・・・

クリスマスはヨーロッパの人々にとって
1年でいちばん大事なキリストの降誕を祝うお祭り。
そっとイエス様に感謝し、お祈りを捧げたのでしょう。
ご興味のある方は是非、
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スタッフ:ゆさ
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- 2013/09/03(火) 15:32:52|
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こんにちは。
今回は、アンティークのリトグラフ広告をご紹介します!
1890年 Chemins de fer de l'Est エスト鉄道(東部鉄道)の
ロレーヌ地方ヴォージュ山脈付近 20日間の周遊旅行の広告です。

繊細な線から様々な筆のテクスチャまで
幅広い表現が可能なリトグラフによって、
自然豊かな観光地の情景が美しく描かれています。
作者のギュスターヴ・フレポン
Gustave Fraipont(1849~1923)は
パリで書籍の挿絵や広告ポスターなどの制作で活躍した
画家・イラストレーターです。
彼は特に鉄道会社のポスターを多く手掛けました。

エスト鉄道は、1845年に作られた鉄道会社です。
パリから東フランス、ドイツ国境までを網羅した大企業で
1938年には国有化されています。
ロンジュメール湖やシュルクト峠、
現在はスキーリゾートとして人気の
ジェラルメなどを巡る旅のようですね。
「Pont des Fées (妖精の橋)」なんていう、ロマンチックな名前も!

フランスの鉄道の歴史は19世紀初頭に始まりました。
1842年に制定されたフランス幹線鉄道建設法以降は
鉄道建設がますます加速し、
パリを中心とした放射状に鉄道網は広がっていきます。
まだまだ周遊旅行などは富裕層の娯楽だった時代ですから、
きっと多くの人々がこの広告を見て
汽車の旅に憧れたのでしょうね。
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スタッフ:ゆさ
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- 2013/09/02(月) 15:44:32|
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